28日・29日と東京で全国演鑑連総会に参加。全国の演劇鑑賞会から約300人が集まった。
2年に一度の総会。今回の総会のテーマは、この間の全国の活動方針である。
1「運営サークルを本流にして」 2「前例会を超える会員で例会を迎える」 3「ブロックで運動をつくる」ことの検証が主なテーマ。全国各地の発展しているところ、模索しているところ、等々の鑑賞会の声が聞けた。
至極あたり前のこと(これができないから大変なのだが)だが、自分たちの立てた方針をスローガンにとどめず、まずはできるところから実践していき、それをきちんと検証していく。それと同時にできたことを紹介しあい、励ましていく。そんな活動が大切だということが実感できた。
そして、それは単にひとつの団体でできることではなく、地域のブロック(名古屋でいえば、中部・北陸の演劇鑑賞会)の仲間とともに、創り上げていくこと。その重要性を再認識した。
「参加した人が鑑賞運動の歴史を知り、他の参加者の思いを聞き合い、会員の活動が会を支えていることを自ら汗をかいて実感し、この会に寄せる思いを共感共有する」(全国総会討議資料・神奈川県ブロックの報告より)
発展している団体はこういったことを中心に運営をしているのだろうと思う。
今一度、演劇を観たい人が集まって、力を少しずつ出しあって、芝居を迎え、楽しんでいく会としての思いを会員全体で共有し、自分たちの力で会を創っていく。鑑賞会が誕生する初心にもどり、この会の意味や意義について語り合いながら、進んで行けたらと思う。 会議の議論を聞きながら、いろいろ思い悩んだように見えたのか、休憩中に「表情が暗いよ、どうしたの?」と複数の方から声をかけられる、自分の想像以上に表情がさえなかったのか?(別に前の日に飲み過ぎたってわけではない)表情には気をつけないといけない。
会議は5時過ぎに終了。その後、今年12月で閉館になる三百人劇場へ。昴の『夏の夜の夢』を観劇。
昴ならではの、福田訳のシェイクスピア。今回はその訳の言葉を楽しむと言うよりも、華やかな「お祭り」のような舞台。俳優のみなさんの熱のこもった演技など、楽しい時間を過ごした
終演後、2001年12月例会『クリスマス・キャロル』に出演。事前の交流会にも来ていただいた、米倉紀之子さん。2008年の例会に決まった『アルジャーノンに花束を』の主演の平田広明さんと、服部幸子さん(『クリスマス・キャロル』にも出演・三重県出身)に北海道の演劇鑑賞会の皆さんとともに楽屋にご挨拶。
三百人劇場がなくなるのは本当に残念。舞台が見やすく、芝居との一体感が感じられた劇場だった。昴の三百人劇場の最終公演は、『八月の鯨』(12月14日〜22日)
その後、他の芝居をみた鑑賞会の仲間や劇団の制作者の方と合流、全国総会の続きの話をしながらひたすらしゃべり飲む。
締めは劇団制作者のSさんお勧めの、新宿の立ち食い蕎麦屋へ、さすがは新宿こんな時間なのに、安くて美味しいそば(天ぷらは揚げたて!)に満足。

