『夢千代日記』は、NHKドラマ人間模様として、吉永小百合主演で1981年から1984年まで20回にわたって放映されました。
このテレビシリーズを原作とし、前進座にふさわしいエピソードを取り上げて被爆65年の2010年、前進座で劇化されました。 東京での初演では、「芸者の三味線、踊り、旅回り一座など女優パワーを発揮、楽しませながら重いテーマがずしりと伝わる」と好評を博しました。
夢千代には、今村文美。“胎内被爆”という宿命に、目を逸らさず立ち向かっていく “たたかう夢千代”の誕生です。
歴史を振り返り、広く、深く、そして娯楽性も加味した舞台はしっかりと心をゆさぶられます。重いテーマであるにも関わらず、常に前向きに生きる彼女達の姿に、励まされる。アンサンブルのよさに加え、前進座ならではの歌や舞踊、立ち回りも楽しみです。
2月1日(月)18時30分 2日(火)13時30分・18時30分 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
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http://www.meienweb.com/r2016/1601.html
ラベル:名演例会