以下、「ひろば」総会報告の抜粋です。2005年度活動報告では、
1 「公共施設使用料金の設定基準素案」いわゆる料金値上げ案に対する要望書を名古屋市に提出。
2 本会内部の活動として、「けいこ場問題検討委員会」を立ち上げ、従来から進められている廃校教室のけいこ場活用の提案をすることを目標に、まず実情のアンケートを実施し、集計の段階に到達。06年度への検討継続とした。
3 小劇場連絡会を再開、2カ月に1回のペースで開催した。各文化小劇場を中心に活動を行っている、各区に存在するフォーラムの代表により情報交換をし、問題点等を文化振興事業団(小劇場の指定管理者)に提言することを主な活動目標にしていく。
2006年度の活動方針では、10項目の方針を決めた。
1 本会のあり方、方向性の見極め、それによって名称の改称、会長人事をふくめ、06年内に結論を出す。名称については、9月を目途とする。また、本会の沿革をまとめ、整備保全する。
2 県、市の文化行政に対して、具体的な提言を継続して行っていく。そのために県、市との「文化行政をめぐる懇談会」の定期化を目指す。
・特に県の文化政策をテーマにした懇談会の開催(県文化芸術課)
・けいこ場問題検討委員会、小劇場未建設区の考え方(市文化振興室)
・指定管理者事業と文化振興事業団事業のあり方、文化小劇場と地域フォーラムとの共生(名古屋市文化振興事業団)
3 栄総行動実行委員会と協力して引き続き教育館の建て直しを提案していく。
4 他の文化芸術団体と協力して
・産業労働センター(仮称、中小企業センター建替え後の物)ホールがより良いものになるよう働きかける。
5 新たに建設される文化小劇場が、それぞれの特徴を生かしたより良いものになるよう、地域の芸術家、文化団体、住民と連携し働きかける。
・瑞穂区、昭和区における小劇場建設計画の再確認(市文化振興室との懇談会テーマ)
6 各区の文化フォーラムなど、小劇場を拠点とした文化活動団体と協力して、文化小劇場の活性化を図る。また、文化施設の運営や企画の立案に文化団体、芸術家、市民の声が反映されるよう働きかけていく。
・小劇場連絡会の継続.
7 文化小劇場の記念事業などに協力していく。
8 芸術創造センター、青少年センターが持つ本来のセンター機能および市民会館、公会堂、文化小劇場など劇場ホールが条例の「設置目的」を、より効果的に達成できる方策を提言していく。
9 第2演劇練習館の建設、集いやすい練習場を増やす運動を進めていく。
・けいこ場問題検討委員会の継続
10 機関紙「ひろば」を年2回以上発行していく。