午後2時30分に宿の白樺の庄に到着。早速短い時間ながらも入浴の後、まずは白川さんのお話(今回のセミナーへの問題提起等)からスタート。
最初に参加者全員で自己紹介。名演で芝居を観てどのくらいになるのか、お仕事、今回のセミナーに期待すること、など。よく知っている人が多いのですが、知らなかったことも一杯。なんか例会運営サークルの第1回目の雰囲気の自己紹介の後(どんな雰囲気と言われると具体的に書けないのですが…)に白川さんのお話。

ご自身の自己紹介から始まって、喜劇専門劇団「テアトル・エコー」のこと。そして「制作」という仕事のこと。演劇鑑賞会から学んだこと。今の劇団がおかれている状況等々お話しいただきました。特に「制作」の仕事については、一番私たちに「近い」ところにありながら、具体的にどんなことをやっているのか等々質問が相次ぎました。

お話しのあと、入浴(ここは内風呂もありますが、露天風呂もあるんですね、2種類とも私は入りました)夕食(ビールも大量に摂取)を終えて、分散会に分かれました。
夕食でお酒が入った後で、ちゃんとした話ができるのか?と劇団の方に言われたことがあるんですが、分散会になるとちゃんとした話になっていくところがおそろしいところ。
私の分散会では、鑑賞会の歴史から学ぶこと、長い歴史の中で、懐の深い活動になってきていること。鑑賞会のもっている、演劇をみるために培われてきた人的なネットワークの可能性、社会の基礎ともいえるサークル(生身の人間が生きて行くには、自分以外にあと2人は最低必要)のこと。など話す中で、「演劇行為は日本を変えることができるのか」などという、大きな話になってきましたが、続きは明日以降ということに。
その後、9時過ぎから外で花火をやったのち、大広間で交流会という名の宴会。白川さんを中心に、昼間話せなかったことを含め、大いに話、飲みました。深夜1時過ぎに、外を見たところ、雲がかかってなく満天の星空が見えたので、外へ出て、懐中電灯を片手に、星を見に行きました。宿から10分ぐらい歩いて、星の観察。そのあと広間に戻ったものの、私は2時過ぎにダウン。