2006年04月09日

加藤健一さん『木の皿』を語る

一人芝居『審判』(昨年10月例会)の上演から始まった加藤健一事務所の歩みからお話が始まり、俳優になったきっかけや、芝居への思い、印象に残った共演者などが語られました。
「稽古場は遊び場、芝居は楽しくなくてはいけない」「毎年約200本の戯曲を読んでいる」など、芝居が心底から大好きだということが伝わってくるお話の後、『木の皿』について語っていただきました。
以下加藤さんのお話から
060409.jpg
「最初にこの作品を上演しようと思ったときは、こんな重たいテーマの作品が観客に受け入れられるのか心配だったのですが上演してみると、評判が良くたくさんの演劇賞をいただき、お客さんもたくさん入り感動しました。
 この作品は難しい老人問題を扱った作品で、おじいさん(ロン)を老人ホームに入れるかどうかで悩む物語。今から50年前に書かれた戯曲とは思えないほど、現代にぴったりの戯曲。どの世代の人が見ても感情が移入できる立場の人たちが描かれています。
 今回の再演にあたっては、どうしても息子のお嫁さんが悪役になりがちなので、おじいちゃんの世話がいかに大変なのかを前回よりも強調したいです。
 最後におじいさんが、自分の人生を自分で決めていくところが伝わればと思っています。この作品は、やさしさ溢れる芝居だけど、一方でやさしさだけではどうしようもないところをきちっと描いています。また、いい台詞があちこちにいっぱいあります。
 必ず初演を超える舞台になるかと思いますので期待してください。」

 今回新たに主人公のロン(おじいさん)役に挑む加藤健一さんの、『木の皿』への期待が大きくふくらみました。
posted by 管理人 at 00:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック