講師の釘崎康治さんは元東京芸術座の制作部長で現在は海流座の制作担当。演劇の道を歩んで50年の大ベテラン。小雁さんのこと、米倉さんのこと、山下清のこと、鑑賞会の役割、海流座旗揚げのいきさつ、更に事業仕分けに至るまで私たちの疑問に答えるように縦横に語っていただきました。
海流座のいわれは、海のように自由に動き回り、何者にも縛られない自由な創造活動を行いたいという思いがこめられているそうです。
鑑賞会については鑑賞会は男女の性別、年齢、役職など関係なく会員同士が対等平等であることをめざし、縦社会でなく横の関係で結ぶことを目標にしていること。鑑賞団体と創造側「劇団」との連帯が大切、それには演劇が明日の力になるような舞台を作っていきたいと語っておられたのが印象的でした。
