東海3県の劇団・演劇人が名古屋市内で上演した作品の創造に参加した個人に送られる、松原英治・若尾正也記念演劇賞受賞者が発表されました。今回が10回目になります。
小熊ヒデジさん(俳優・制作)
KUDAN Project公演『百人芝居・弥次さん喜多さん』(2005年8月10日〜13日・愛知県勤労会館)は、夢幻世界に弥次さん喜多さんが戯れる二人芝居の傑作を、出演者161人という衝撃的で感動的な大舞台に変身開花させた制作と主役の演技ならびにてんぷくプロの中心的な俳優・制作者としての活躍。
舟木淳さん(俳優・演出家)
劇団ふなきスタジオ公演『歎異抄異聞・親鸞外伝』(2005年10月7日〜9日・名古屋市北文化小劇場)の法然に学び、朝廷の念仏停止で越後に流されながら、非僧非俗を標榜し、多くの弟子を育てた人間親鸞の重厚で存在感のある演技ならびに長年の俳優・演出家活動と多くの演劇人育成への貢献。
授賞式は2月14日にアパホテル名古屋錦で行われます。
選考委員は以下の方です。(敬称略)
委員長 河野光雄(名古屋演劇ペンクラブ理事)
委員 安住恭子(演劇評論家)
宇都宮吉輝(名古屋演劇鑑賞会会長)
桐山健一(朝日新聞学芸部)
黒川光弘(中日新聞論説委員)
清水義和(愛知学院大学教授)
藤井孝子(名古屋演劇鑑賞会副委員長)
2006年02月02日
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